会社内勤

ニュース

TFT-LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)の構造について

sd 1

TFT:薄膜トランジスタ

LCD:液晶ディスプレイ

TFT液晶ディスプレイは、液晶層を挟んだ2枚のガラス基板で構成されています。片方にはTFTが、もう片方にはRGBカラーフィルターが搭載されています。TFT液晶ディスプレイは、薄膜トランジスタを用いて画面上の各ピクセルの表示を制御します。各ピクセルは赤、緑、青のサブピクセルで構成されており、それぞれにTFTが搭載されています。これらのTFTはスイッチのように機能し、各サブピクセルに送られる電圧を制御します。

2枚のガラス基板:TFT LCDは、液晶層を挟んだ2枚のガラス基板で構成されています。この2枚の基板がディスプレイの主要構造です。

薄膜トランジスタ(TFT)マトリックス:ガラス基板上の各ピクセルには、対応する薄膜トランジスタが配置されています。これらのトランジスタは、液晶層の各ピクセルの電圧を制御するスイッチとして機能します。

液晶層:2枚のガラス基板の間に位置し、液晶分子が電界の作用で回転し、透過する光の度合いを制御します。

カラーフィルター:別のガラス基板上にあり、赤、緑、青のサブピクセルに分割されています。これらのサブピクセルはTFTマトリックス内のトランジスタと1対1で対応しており、ディスプレイの色を決定します。

バックライト:液晶自体は発光しないため、TFT液晶ディスプレイでは液晶層を照らすためのバックライト光源が必要です。一般的なバックライトには、LEDと冷陰極蛍光灯(CCFL)があります。

偏光板: 2 枚のガラス基板の内側と外側に配置され、液晶層への光の出入りを制御します。

ボードとドライバ IC: TFT マトリックス内のトランジスタを制御するために、また液晶層の電圧を調整して画面に表示されるコンテンツを制御するために使用されます。


投稿日時: 2024年11月20日