1. LCD(液晶ディスプレイ)の基本構造について

表紙連絡先:表紙の取り付け位置
LCシール:液晶シール剤、液晶漏れ防止
ガラス基板:液晶を挟むためのガラス基板。下板にTFT、上板にVCOM/CFが配置されています。
TFT(薄膜トランジスタ)薄膜トランジスタはスイッチと同等であり、液晶の充電と放電を制御する。
ブラックマトリックス: 透明である必要のないTFTをブロックするブラックマトリックス
カラーフィルター: バックライトから放射される自然光をR/G/Bの単色光に変換するカラーフィルター
液晶液晶は半透明の媒体であり、光源は下部基板から液晶を通してねじれながら透過される。
共通電極:VCOM電圧を供給する共通電極
スペーサー:ギャップサブ、フィラーはパネルの沈下を防ぐ補助的な役割を果たします
蓄電コンデンサ:電荷を蓄えて画像を表示し続ける蓄電コンデンサ(Cs)
偏光板: 垂直光を遮断し、平行光を通過させる偏光板
PIアライメント層液晶分子に初期偏向角、すなわち前傾斜角を与える配向膜

2. TFT-LCDの基本等価回路
クリック:液晶分子で構成される等価容量である液晶容量は、Clc の両端に印加される電界 (ソース ドライバによって提供される電圧と VCOM の電圧の差) を変更することで液晶分子の偏向角度を制御し、光の透過率を変化させて異なる明るさ (グレー スケール) を表現します。
コスト:ストレージコンデンサは一般にClcよりもはるかに大きく、Clcの電源を維持するために使用されます。液晶コンデンサは比較的小さいため、TFTの特性により、リークの問題が発生し、Cstコンデンサは液晶コンデンサを適時に充電する必要があります。
3.基本的な動作原理スキャンドライバ(ゲートドライバとも呼ばれる)はタイミングに従ってTFTを1行ずつオンにし、ソースドライバは時間順にClcとCstを1行ずつ充電します。各行が充電されると、該当行のTFTがオフになり、ClcとCstの電界がロックされます。つまり、該当行の画面表示が完了します。上記の操作を各行ごとに順番に実行することで、フレーム画面全体の表示が完了します。
投稿日時: 2024年11月20日